漫画大好きみんなの応援団,弁護士の櫻井俊宏です。
月刊マガジン本誌の最新132話を読みました。
遂にハンジさん…
リヴァイ兵長になんだか死亡フラグが立っているような…
ハンジさんのお人柄,性別について解説した後,リヴァイ兵長について考察します。
※※月刊マガジン本誌についてのネタバレもあるので要注意です!※※
1 ハンジさんのお人柄
なんで今回132話について特に取り上げたかというと,私はどうも進撃の巨人の中でハンジさんが一番好きだったようであったからです。
その死は今までになく悲しくなりました。
それはハンジさんの,一見余裕ぶってユーモアかまして強がっているが,実は人間臭く,葛藤にまみれていること等が思い出されたからでしょう。
つまり,ハンジさんは,普段は巨人マニア,おちゃらけキャラを装って場を和ませています。
5巻では巨人を変態的に弄るシーン,
6巻で思わずいきなり巨人化してしまったエレンに怯えているリヴァイ班とエレンが一触即発の中,エレンの巨人化した腕について「その腕触っていい~!?」と叫んで走ってきたり,
27巻でエレンに胸倉をつかまれても「エレンのエッチ。未だに反抗期かよ。」とかおちゃらけたセリフを言っています。
32巻でも,みんなが争ってシリアスな空気の中「ジャン,おかわりどうするの?」とかのんきに言っています。
進撃の巨人6巻より引用
これらの行動は,空気を読めない人なのではなく,むしろ逆,ユーモアが世界を制することを本能的に知っているからあえてそのように振る舞っているのではないでしょうか。
実際,本来的には,いつも葛藤しているらしく,苦悩のシーンがかなり描かれています。
19巻で,ミカサがリヴァイを襲うのを止めつつ,モブリットら仲間達の死に苦悩し
27巻で,「エルヴィン,なんで私なんか団長にしたんだよ。」と団長という責任の重さに苦悩したり
しかも,思わずカッとなるシーンも多いです。
11巻で神父を壁から落そうとしたり
14巻でサネスを拷問したり,それに対して「こういう役には順番がある。」と言われると,テーブルを思いっきり蹴ったり
と怒りをむき出すシーンが見られます。
進撃の巨人14巻より引用
このいろいろ葛藤しながらも,ユーモアで和ませ,勇気をもってみんなを導くという,理想的に人間臭い魅力があるキャラクターなのだと思います。
悲しいですが,最後のエルヴィンやモブリット達と再会するシーンは,爽やかささえ感じさせてくれた名シーンでしたね!
2 ハンジさんは男!?女!?
ハンジさんの性別については,これまでに明確にはされていません。
しかし,これは,実はほぼ答えは出ています。
アニメ版で,シーズン2の8話,負傷して寝かされているシーンで,明らかに胸があるので。アニメを見てください。
しかし,作者の諌山先生からすれば,性別はどちらでもあまり関係ないと言っているそうですW
ハンジさんはどちらか全くわかりませんでしたが,10巻の古城で大活躍したナナバさんなんかも男か女か争いがあるそうです。
漫画で読んだときは女性説は微塵も感じませんでしたが,アニメの明らかに女性であることを前提とした声は,確かにどちらなのだろう,と思いました。
例によってタキチャンネルでは,132話をかなり深堀しています。
御覧ください。
タキチャンネルより引用
3 リヴァイの死亡フラグ!?
みんな大好きリヴァイ兵長,この流れだと,大人世代は,若者世代を守るためにみんな死んでしまうのではないか,と思ってしまいます。
また,リヴァイ兵長,雷槍のダメージで指2本しか残っておらず,歩くのもやっとで,戦闘力は皆無に等しい。
この状況で,アルミンが爆薬をキープしていたのは,リヴァイが使って華々しい死を見せる死亡フラグ!?って考えてしまいます。
しかし,リヴァイには,
「必ずジークを倒す」
というエルヴィンとの約束があります。
近いところでジークと闘うシーンがあるとは思えません。
このことから,少なくとも終盤になりそうだと思います。
これまで散々フラグがたっても力業で覆した経緯もあり(これは,リヴァイファンの多さから,暴動が起きないように配慮したともいえるでしょう。),最後までその強さで生き伸びた象徴となって欲しいものです!
なお,133話で,「道」から出た後リヴァイ兵長の指が治っていました。
これは,リヴァイ兵長が「道」の中でしゃがんでいるときに,以前ジークの身体が治ったときと同じような作用が働いたからでしょうか。
それともただの書き間違えでしょうか。
治っているのであれば,ジークとの熱い再バトルがありえます。
目が離せませんね!!
いよいよファイナルシーズンも今日からですね。
登場人物が一変するマーレ編から。
視聴者の引きつけが難しいかもしれませんが、私イチオシのピークちゃんらマーレの戦士達がどのように描かれるのか楽しみです!
(2020.12.6更新)
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