弁護士が自転車に乗る理由(2)鹿児島ー福岡5日間500km自転車旅

みんなの応援団,弁護士法人アズバーズ代表弁護士の櫻井俊宏です。
司法試験合格後には,これまた学友田中氏と共に,自転車で九州縦断にチャレンジしました。

スポーツ自転車を電車の中に持ち込むにはどうすればよいのでしょうか?
輪行袋(りんこうぶくろ)という自転車を持ち運ぶ専用の袋に詰め込めば持ち込むことができます。
そして,新幹線に乗せてまずは福岡へ。
新幹線では,自転車は一番後ろの席の裏側に置きます。
そこで,自転車旅の場合には,一番後ろの席をとるのが吉です。

その後,当時は九州に新幹線がなかったので,特急で福岡から鹿児島へ向かいました。

 

1日目は,鹿児島市で油がいっぱいのっていてとっても美味な薩摩揚げをかじった後,フェリーで桜島の方へ渡りました。
かの西郷隆盛のことを思いつつ桜島を通過し,一路宮崎市を目指しました。

途中の黒酢の街,福山市では大量の黒酢壺が眼前に現れ,驚愕しました。
疲れ果てた末たどりついた宮崎市での,鶏料理と芋焼酎のマリアージュは格別においしかったです!

なお,自転車でも飲酒運転になりますのは当然ですから,昼にビールを飲んだ後運転,なんてのはやめましょう。

 

2日目は,ただひたすら海岸沿いを北へ進みました。当時冬なので,雪がちらついていました。
九州も雪は結構ふるのだなあ,と遠い地で感傷に浸りました。

途中で食べた大好物チキン南蛮はやはりすばらしかった!
自転車でいっぱいカロリーを消費したので,後ろめたさ無く,タルタルソースが大量にかかったのをはぐはぐ食べました。

     自転車も新調されました。

 

3日目も宮崎県をどんどん北上。

宮崎県を抜け,内陸の方からかなり薄暗い山道をひたすら疾走しました。
荷物はできるだけ減らしたつもりですが,やはり登り坂は苦しかったです。

何とか切り抜け,大分市へ到着。
ここで旅の出会い!
大分で当時弁護士の研修をしていた大学院の同じクラスの友人松川先生と飲みに行きました。大分料理ははじめてでしたが,関サバ・関アジに舌鼓をうち,更に鳥の天ぷら(鳥天),ほうとうのような団子汁等,今まで知らなかった料理と共にお酒が進みました。
   これは団子汁

九州は芋焼酎が多いが,大分はなぜか麦焼酎がメインです。

いや~,本当においしかった。食の旨さに九州という地の神髄を見ました!

 

4日目は,まず大分市から別府に入りました。町中が湯けむりで蔓延の独特な温泉街。

もちろんかの地獄めぐりをしました。様々な色・形の湯がおもしろい!
竜巻地獄を見て,キン肉マン~黄金のマスク編をふと思い出しました。

この日もそれなりに北上し,福岡東端の行橋という街で,例によって漫喫泊しました。
昔は炭坑で栄えた街,といった渋い雰囲気でした。

 

そして,5日目,ひたすら西へ疾走し,福岡市にゴールしました!

ここではやはり豚骨ラーメンを食べました。

相棒の田中くんはこの日熱を出してしまいました。さすがに疲れましたよね。しかも冬だったし。

 

九州は,僕の好きな温泉と肉のグレードが特に高くて,大好きです!

 

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櫻井弁護士

櫻井弁護士

「弁護士法人アズバーズ」新宿事務所・青梅事務所の代表弁護士。 中央大学の法務実務カウンセルに就任し7年目を迎える。

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